2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『時が滲む朝』を読んで考える短期的利益と長期的利益

2008年に芥川賞を受賞した『時が滲む朝』著・楊 逸(ヤン・イー)を読みました。僕はあまり小説を読まないので、文の表現の上手さとか描写がうんぬんとかは全くわからないのですが、「中国 民主化」というキーワードであったため、僕にとっては非常に有意…

中国の消費者物価指数は正確なのか

中国の今年度1月の消費者物価指数(以下、CPI)が発表されました。 前回の記事でも少し触れたように、5%を上回ると予測されていたのですが、実際には4.9%と予測よりも低く出ました。しかし、この中国国家統計局が発表したCPI数値に対して、各国から疑い…

中国が元高を進めたほうが良い理由

今回は現在の物価高騰という状況から見て、中国が元高を進めた方が良い理由について。 食料・エネルギー価格の高騰によるインフレが世界的に大きな話題になっている。 中国においては、消費者物価指数が2010年に前年比3.3パーセント上昇し、更に今年…