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先月、一泊だけ入院し、大腸ポリープを切除し、その切除した組織検査の結果を今日聞いてきた。
良性と悪性(癌)の中間で放っていたら癌化していた可能性は高かったため、本当に救われた。

入院は生まれて初めてで、その間、僕の出口が入口になったり、点滴につながれ弱っている自分の世話をしてくれる看護師さんは天使だったり、流動食のひもじさを知ったりと、色々と学んだことがあった。

時は今年の夏、会社の内科検診にて、健康ランクがBから最低ランクのGまで一年間で暴落し、精密検査を受けたことで僕の年齢にしては、超ド級クラスの20mmポリープが発見された。

"ポリープが発見された"なんて軽く書いてはいるが、そのためには内視鏡検査というのが必要でお尻のANAから内視鏡というカメラを入れる。

そのカメラを入れるのは特に痛みは感じないが、その前に腸の中を何も無い状態にしないといけないので、経口腸管洗浄剤という下剤を2リットル、2時間で飲むという試練が最もきつい。
僕は1リットル飲むのに3時間かかり、残り1リットル飲むことをギブアップ申請したところ、看護師さんに
「これ飲まないと検査は出来ないよ。このまま帰る?今日、せっかく会社休んで来てるのにそれはやだよね?」(原文ママ
と言われ、脚色なしで100回以上吐きそうになりながら口を抑えて、計5時間以上かけて何とか飲み干した。

※画像と本文は関係ありません

その今までの人生でもトップクラスの苦行を二回(検査時と切除時)こなし、切除も無事終了し、組織も悪性ではなかったことがわかりやっと一段落着いたのが今日である。
一年後に検査のため、また内視鏡検査を受けなければならないが。

切除後、アヒルに請求用紙を頼んだら、癌化してないから無理ということをご丁寧に速達で送って来てくれた。
僕が精密検査を受けなかったら多額の保証金を払うことになっていたかもしれないのに、その芽をつんだことへのお金が出ないというのはなんだか釈然としないが保険とはそういうものなのだろうか。
しかしこれで解約したら、体質的に都合の悪い客が解約してくれたということでアヒルの思うつぼなので続けることにする。
大腸がんは2015〜20年の間に日本人のガン患者率一位になるといわれるほど増えているようなので皆様もお気を付けて。

とりあえず僕のNISA口座の記念すべき、第一号の購入株式はオリンパスになる予定。