頭まとめ(超ロング)

今日は、仙台シルバーセンターって所に飛び込みでヒアリングしてみた。

飛び込みしたは良いが、自分自身準備不足であまり有益な情報は得られなかった。

いずれにしても、仙台市の高齢者はそんなにお金には困ってないのかなーという印象を受けた。


ここから仙台市研究員についてで頭の中整理を行う。もう本当にごちゃごちゃなので。明日中に中間発表のパワポをある程度作らないと。
何故、わざわざここに書くかというと記録になるし、どこからでもアクセスできるし、あわよくばFBも貰えるかもしれないということから。

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政策目的:市民(主に高齢者)のQOL向上

それには大きく分けて二つのアプローチを取る。
1.医療の効率化
2.高齢者の生きがいの創出


1.医療の効率化
高齢者が主体的にサービス機関を選択せず、とりあえず一番近い所や大きい所に行っている可能性がある。[*仮説1]
もしこの仮定が本当なら、医療費の増加や患者のQOL低下を招いている可能性が高い。

それを改善するには、主に二つのことが考えられる。

医療機関に関する情報(主に診療実績等)を高齢者が得て、主体的にサービスを選ぶこと
その理由は、市場原理が働くことにある。
消費者が診療実績が高い医療機関を選ぶようになると、医師の診療実績を高くするインセンティブを高める。そして、専門分野の集中や差別化が起き、医療の質が高まる。
しかし、診療実績を高めることに集中してしまうと、無駄な手術が行われる可能性も産まれる。{*障害1}(*疑問1:DPC制度で対策は不可?)
また、一番の障害は高齢者のネット使用率の低さである。医療機関に関する情報は、近年、宮城県がHPである程度詳しく載せてある。しかし、仙台市のネット使用率は60代で26%、70代以上で6.8%である。一番使用しなければならない層が使用できない状況にある。高齢者のネットインフラを整える必要がある。または、近くの役場で閲覧を出来るようにするか。{*障害2}
また、高齢者がこの情報を使用することのインセンティブデザインも必要。[*障害3]

②主治医制度の普及と医療連携の促進
病院は、各得意分野が異なる。その得意分野の治療を受けた方が、患者にとって回復が早く、費用対効果が高い。故に、例え距離が遠かったりしても結果的に患者のQOLは高まる可能性がある。そのためには、主治医制度の更なる普及(*疑問2:仙台市の普及率は?)と密接な医療連携が必要である。仙台市の病院は全国的に見ても優れているところが多い。医療連携にはまだまだ改善出来る余地がある[*仮説2]



2.高齢者の生きがいの創出
社会的入院が発生しているように一度、寝たきりになると廃用症候群というものになり、回復が難しくなる。よって、高齢者を出来るだけ家の外に出すようにしたい。そのためには、高齢者自身が高い尊厳を保てるような生きがいを創出することを支援しなければならない。具体的には、高齢者の雇用、地域コミュニティやボランティアの参加を促したい。
仙台市はコミュニティについては他の自治体に比べ進んでいる印象があるので、特に雇用にフォーカスしたい。

これから、団塊の世代が退職し高齢者はさらに増加する。その中には、高度経済成長期を支えてきた優秀な人材も多く存在するはずである。


話はがらっと変わるが、ヒアリングを行った農業法人経営者の方から、「個人で農業を行っている人は、自分の人件費を計算出来ていない。つまり、粗利益しか見ていない。」「そういう人に経営スキルを付けさせるのではなく、外部から経営スキルを持っている人を雇い、団体(法人?)を作った方が良いだろう」
と仰っていた。

ここで、話を戻す。

高齢者に請負を斡旋する仙台人材センターというところがある。しかし、農業についてはほとんど関わりがない[*仮説3]
農業の経営者を探したり、個人の農家を結びつける機関、あるいは場所が必要なのではないか。

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これから一番大事なのが[仮説]の検証。

高齢者が主体的にサービス機関を選択せず、とりあえず一番近い所や大きい所に行っている可能性がある。[*仮説1]
医療連携にはまだまだ改善出来る余地がある[*仮説2]
高齢者に請負を斡旋する仙台人材センターというところがある。しかし、農業についてはほとんど関わりがない[*仮説3]


それが終わってから、疑問や障害を解決していくことにする。

すっきりした。おかげで、かなり整理できた。