これからの東北を考える

東北に住む者の一人として、これからの東北のグランドデザインをお風呂の中で考えてみたので、書いてみる。
科学的根拠など特に無く、雑感なのでご了承を。


キーワードは”Winter travel and Renewable energy”
観光と再生可能エネルギーで稼ぐ地方になれば良いと思う。


まず、観光。
メインターゲットは海外客で、アジア、その中でもとりわけ東南アジア人を狙う。
まぁ暑くて雪が降らない国であればどこでも良いのだけど、
所得の伸び具合、距離の近さから言って、インドネシアとかが狙いやすい。


寒い、雪が積もるという東北の特徴を、経済にとっては邪魔でしかないものをリソースにする発想が必要だと思う。


僕の近場からすると日本三景の一つなのに、海外どころか国内でも知名度がない松島をもっとPRする必要があると思う。
仙台駅に来たら、松島にも行かせるような仕組みを作るべきだと思う。


雪化粧をした松島は予想以上に圧巻である。
松島では、夏に松島灯籠流し花火大会っていうこれはまたすごい花火大会があるのだけど、これはいっそ冬にすれば良いのにと思う。
夏の花火なんてどこにでもあるので、冬にするだけでも大分、違うのではないかと。


そして夜は雪に囲まれた露天風呂に入れば良い。


もし、仙台城が残っていれば仙台はもっと発展していただろうなと思うと溜息が出るがそんなことを考えてもしょうがない。


とにかく観光資源として”冬”の東北を売り込む。
具体的には、海外からの観光客には冬だけ、東京と東北の往復が半額とか、遊覧船がタダとか何か出来れば良いと思う。


次に、再生可能エネルギーである。
日経新聞アゴラなどのメディアで、東北再生の案は沢山あったけど、
こういう環境都市系は特に多かったと思う。


その中でも、
東北は国内の中でも日照量が多い→太陽光発電or太陽熱発電いっぱい作れ
東北は国内の中でも風が強い→風力発電作れ
のような記事をそれぞれ別の何かで見て、なるほどなーと。


確かに、東北は雨があまり降らないし、とにかく風が強い。
風の強さは福岡から移り住んでから、特に驚いた。


海にも囲まれているので、洋上も使いながら。

こういった特徴があるにもかかわらず、それほどそういった発電が
進んでいないのは何か訳があるかもだけど。

環境都市といえば、我が国では圧倒的に北九州市が強いので、それを参考にしつつ。

というわけで、観光と再生可能エネルギーによる東北のデザインを仙台の一市民としてゆるく提案してみた。


参考:
ECO JAPAN 実験始まる洋上浮体風力 日本の海洋エネルギー期待の星か
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/special/20100712/104217/