86

車は要らない。
ずっとそう思ってたのですが、最近かなり欲しい車があります。
その名もTOYOTAの”86”。





これはなんともデザインがかっこ良い。
そして、何と言っても”運転が楽しい”らしいんですよ。
車のことなんてさっぱりですが、楽しいらしいです。

バイクは欲しいけど、車は要らないって思ってた理由は主に二つあって、
その一つは、運転が楽しくないこと。
バイクに乗って運転するのは、移動自体がいちいちエンターテイメントですごく楽しかった。
でも車には運転とか気持ちよさとかを感じられたことなかった。

もう一つの理由は、移動時間を有効に使えないこと。
車がない場合、他の移動手段において出来ること、得ることは以下の通り。
(所有コスト、移動時間、事故のリスクなどはとりあえず置いておいて)
1. 徒歩:運動、iPod(主に海外ニュースか言語リスニング教材)、リスニングの場合はつぶやきながらの学習が可能
2. 自転車:運動、スポーツバイクの場合は運転の楽しさ
3. 電車およびバス:本や新聞を読める、iPod

そして自動車は、
iPodをオーディオで再生+つぶやける点
くらい。

それなら電車およびバスで本や新聞を読める方が良いなとずっと思ってます。
Googleが自動操縦システムを早く実用化してくれれば一番なのですが。

で、話は戻りますがどうやら86は運転が楽しいらしいんですよ。
移動自体が楽しい時間になるのなら、それはもう車欲しいです。
来年度は超が付くほどの田舎だと思いますし。

約200万円なので、厳しいとは思いますが、久々に欲しいなぁと思った車があったので書いてみました。

スリランカでの雑感

先日、スリランカに5日ほど旅行で行ってきたので、それについて写真や調べたことなどと共に綴っておこうと思います。

先ずはこの旅行でコースツアーはおそらく一生しないなと思いました。
自分の行きたい時に自分の行きたいところに行けないのは嫌ですね。
それにガイドが全てやってくれるので、あまりにも苦労やアクシデントがなさ過ぎなんですよね。
お店ばかりに連れていかれたので、もっと庶民の生活や街などをゆっくり歩きまわりたかったです。

さて、少しスリランカの民族についてです。
まず、スリランカには主に2つの民族が存在します。
民族構成はシンハラ族(約7割)、タミル族(約2割)、その他(約1割)といった具合です。
1948年のイギリスの植民地から(セイロン島からスリランカ民主社会主義共和国へ)独立以降、この二つの民族は激しい対立を繰り返し、本当につい最近まで内戦による戦争が絶えなかった国です。
実は、スリランカの国旗にもそれはあからさまに現れています。


ライオンがいるスペース、黄金、緑に分かれていますがライオンのいるスペース(国旗の7.5割)はシンハラ族を表し黄金、緑はタミル族(イスラム教、ヒンドゥー教)を表しています。

次に街(村?)について。
基本的にコロンボやキャンディなど都会に行ったので、それほど貧乏な国とは思わなかったです。
一枚目の写真の高い建物は一番の市街地であるコロンボで、左からバンク・オブ・セイロン、ワールド・トレードセンター・ビル二つです。
銀行やマイクロファイナンス、携帯電話、自動車などのお店が結構目に付きました。
ホテルは市街地から外れた森の中にあることが多かったのですが、その近くで野生のクジャクや大きなトカゲに遭遇したことは結構な衝撃でした。
スタバは写真の一店舗しか無く、提携(?)のような形で存在しました。




次に走っている自動車について。
4月からの職業柄、自動車メーカーの状況には敏感にしておかないといけないので、どんな自動車が多いかなと見ていると、日系メーカーの圧勝でした。
もともと日本とスリランカが仲が良い国だからかもしれませんが。
トヨタが一番多くて、順に日産、ホンダ、スズキといった印象です。
日系の次に多かったのはインドのタタ自動車でした。
写真は現地のタクシーです。

最後にチップについて。
チップ文化があるところに行くのは初めてでした。
旅行者にとっては特に非常に面倒くさいシステム、というかなんやこれって感じで正直イライラしました。
ホテルの荷物を運んでくれたボーイさんに100スリランカルピー(大体70円)くらいなら全く問題はないのですが、象に載せてもらったり、象と一緒に写真を撮ってもらっただけで一人当たり1000ルピーを執拗に要求してくること本当に嫌でした。
本来は気持ちであるチップを自分から要求してくるのも嫌でしたし、日本人だからと明らかに高い要求をしてくるのがせっかく良いサービス(チップのため、大抵は過剰サービスになるのだが・・・)を受けたのに気持ち良く終われないことが多々ありました。
自分がチップというものに初めて触れたから、とまどいもあったのかもしれませんが、他の国のチップってどんな感じなんでしょうか。


もう行くことは恐らく一生ない可能性が高い国かもしれませんが、温かいし基本的に良い人も多いので、旅行には良かった国だったと思います。
やはりツアーにしたのは失敗でしたけどね。
ありがとう、スリランカ

TIME

昨日、映画の『TIME』を見に行ってきました。

設定は通貨が”時間”という未来の世界。
25歳以上で年齢は止まり、それ以上生きるためには時間を手に入れなければならない。

最初から最後まで飽きず非常に面白い映画でした。
何よりヒロインのシルビア役であるアマンダ・セイフリッドの可愛さだけでも見る価値があります。

街コン!!

昨日、仙台の街コンであるせんコンに参加してきました。
仙台の”せん”と千人の”せん”をかけてせんコンです。
実際の参加者は1400人だったでそうですが、チケットが即完売状態で需要超過のため、収容規模を大きくすればもっと大きいものが可能なんでしょうね。

前回は運営スタッフとして携わったのですが、こういうイベントは僕はすごく好きです。
男女でもっと出会いたいというニーズがあるのに、機会がないしそういう場のセッティングはそれなりの負担やリスクを背負うことになる。
なら、その機会を行政や今回のようなプロジェクト組織が一括で提供する。
こういったイベントなら出会いは欲しいけど、そんなにがっついた感を出したくない人も参加しやすいです。

僕の個人的なせんコンの成果ですが・・・あったと思います!!

人ってなんだかんだ恋愛してる時の方が幸せ度が高いのが一般的だと思うので、もっとこういった男女が出会う仕組みが増えると良いですよね。

収益重視か利益重視か

激しかったバレンタイン商戦が終わり、やっと一息つけています。

スタバで古典をゆったり読むのが至福です。


図書館で溜まっていた経済誌を読みこんだところ、いつも通り日経ビジネスが面白い。
一年ほど前までは雑誌の中では週刊東洋経済などが好きだったのですが、今ではぶっちぎりで日経ビジネスが面白いです。
その中でも特に興味深かったのが、2012年1月23日号の「利益より売り上げ」という特集号。

一般的に日本の企業はメインバンク制や株式持ち合いなどから株主が軽視されており、90年代までは利益よりも売上を重視する経営を行っていたが、2000年に近づくにつれその図式は縮小し、海外投資家比率も高まったことなども背景にGE式の「選択と集中」が流行り不採算事業をリストラし、高い利益を生む事業に集中する路線が多くなっていています。

現に大手メーカーの旭硝子三菱電機などが有名で、ここ数年だと日立などもそうですね。

売上を縮小させ、高い利益率を求めるのが正義だという昨今の流れに対してこの特集は反対を突きつけています。
ここ10年の累積営業利益では利益重視型より売上重視型の方が多かったということが書かれていました。

僕はもともと利益至高の人間で、会社は利益を出して成長することが目標であると考えていたので、営業利益率大好き人間だったんです。

そのため、就職活動も営業利益率の高さを一番の軸として行っていました。
4月から働く会社の最終面接でも経営陣の方に、
「もし高いシェアを持ち、売上も高いが利益率が極端に低い事業があれば御社はどうしますか?」と聞き、
「営業利益が非常に低い事業であればどんなに高いシェアや売上を持っていても、切り離していくと思います。」
のようなことを確か返答され、イイネ!と思ったことを思い出せます。


でも、企業の存在理由って利益を出し続けるよりも上層において最終的には恐らく”社会貢献”があってそれだと高い売上を目指すことで多くの雇用を生み出す方が貢献性は高いのではないかと考えることも出来ます。
あくまでも売上が維持出来るということが前提ですが。
不採算事業を切ることが一企業にとって良いとしてもそれによって多くの消費者の余剰が減って、総余剰が減るとか。
売上を重視してまずその市場でのプレゼンスを上げて、徐々に利益を高めていく方法とか。

売上と利益率は、元々完全にトレードオフなものではないのですが、事業への資源配分上そうなってしまいがちってのはありますよね。

長期的には売上も大事ってことですね、勉強になりました。

自分の志とは

先日、グロービス代表の堀義人氏が『志ある学生へ』というタイトルで大学に講演しに来てくれた。


時間は全体で一時間半で、前半は堀氏のスピーチ、後半一時間はディスカッションということで
学生からの質問の時間だったのだが、場は白熱して時間がもう一時間あっても良いほどだった。


まず、初めに驚いたのは堀氏の若さだった。
現在、49歳だというのに見た目が30代に見える。
その理由は、堀氏が自らのことを遊び人と称し、どのような壁であっても全てを楽しみながら
やっているからだと思う。


最も心に残った言葉は、「優秀(自称でも)な人間には、自分の関わるコミュニティを幸せにしていく責務がある」という言葉だった。


堀氏はグロービスをアジアNo.1のビジネススクールにしようとしている。
そして、東北にはリーダーが必要だと震災後には採算を度外視して、仙台校を開校した。
堀氏はリーダーを多く育成することで、自分の責務を果たそうとしている。


相対的に見て、恵まれた環境で高等教育を受けられた僕はどの分野で価値を出していけるかを改めて考えさせられたが正直なところ、まだ全くわからない。


「Steeb Jobsが言った「Think differntly.」は間違いで「Think uniquely.」でなければならない。」
自分だけが出来ることって何でしょうか。
定期的に問いかけていきたい。

2011年

今年を振り返って簡単に記録しておこうと思う。


本当に色々なことがあったけど、まとめると以下の通り。


1. 震災
震災以降の仙台は復興関連の事柄がとてつもなく多くなった。
間違いなく、東北人の結束は堅くなっている。
これからの東北の復興に期待。


2. 多くの人との出会い
人生の中で一番、人との出会いが多い年だった。
それは昨年、友人と設立した勉強会を通じてがほとんどであり、
仙台にはこんなに面白い学生がいるのかと、
離れる前に実感することが出来た。


3. 初の海外
前回、日記にも書いたが、この年になって初めて海外に行った。
中国は英語がほとんど通じず、苦労したこともあったが
海外では苦難を乗り越えていくことに楽しみがあると思う。
平凡はいらないのだから。
卒業旅行はスリランカへ。


今のところの、来年の目標は以下の通り。


1. 語学
1) ビジネスレベルの英語習得、特にSpeaking。
2) 日常会話レベルの中国語。

FTやThe Economistをほぼ毎日読むことでReadingは非常に上達した。
しかし、Speaking、Hearingがまだまだ。
会社の制度かスカイプ英会話で対策。


2. 勉強会の引き継ぎ
大学の勉強会を後世に残すことに、取り組みたい。
それは後輩達のメリット及び将来のOB・OGネットワークのメリットを考慮して。

具体的には、後継者の育成、OB・OGファンドの創設、企画している講演会の成功など。


それでは、良いお年を。